先日、「悼む人」を読みました。
以前から読みたい本でしたが、文庫本化されたのでこれを機に一気に読むことが出来ました。
主人公の坂築静人が新聞などで報道される事件事故を元に、亡くなられた人を悼み続ける旅をつづけます。
その静人が先々で亡くなった方が「誰に愛され、愛し、感謝されたか」を関係者に聞き、ひとりひとり自分の胸に刻み込むのです。
また、静人のまわりの人間模様もすばらしく描かれています。
人々の死生観は様々ですが、人の生きる意味について人生の豊かさについて考えさせられる作品でした。
評判通りの良い本でした。是非機会があれば読んでみてください。
2011年8月17日
長崎の原爆の日、8月9日が近づいてきました。
平和公園も、その準備が始まりました。
毎年思うことですが、長崎の式典は、なぜあんなに
「きれいに」記念像の周りを板で覆うのでしょうか。
平和記念像の両脇には、千羽鶴をつるすところがあります。
それを覆ってしまうのです。
たくさんの願いが込められた千羽鶴が隠されてしまうのは
とても違和感を覚えました。
広島の平和記念式典では簡素ですよね。
長崎も、そのままの姿で、式典を行ってもいいのでは?
と思います。
思いはその方が伝わる気がするのですが…。
2010年7月21日
ワールドカップも残すところあと2戦。
今夜の3位決定戦と明日の決勝で幕を閉じることになる。
日本がパラグアイに負けたあとは下名自身は少々熱も冷めてしまったが、さすがにワールドカップ・・・。どの試合も見ごたえは十分。
ガーナ戦でウルグアイのスアレスが相手のシュートを手で防いだことに批判的な意見が多いようだが、これも勝負という観点で見ると「有り」かと思う。同じように以前ジーコが現役時代に同じように相手のシュートを手で防ごうとしたシーンを思いだした。(たしかこの時はシュートを決められていた)
明日の決勝は時間的に見るのは無理があるが、今夜のドイツ対ウルグアイは出来ることなら見たいところです。
2010年7月10日
養老孟司さんの本を最近読んでいます。
養老さんといえば脳の研究で有名ですね。
(専攻は解剖学だったかな?)
その記憶という話のなかで
重い記憶喪失の人の事が書いてありました。
周りの事一切覚えられないし、以前の記憶も忘れているのに、
「わからない」というような言葉は忘れていない。
これは、言葉は普通の記憶ではなく、”身体の記憶”に近いからだそうです。
記銘力はほとんどないのに、職人技みたいな事を日々行っていると、
自然にできることがあるそうです。
よく、職人さんが「頭で覚えるんじゃなく、体で覚えるんだ!」って言いますが、
これも根拠があるんですね。
また、長期記憶っていうのは3年以上が定説で、3年以上持ちこたえた記憶は
忘れることがないそうです。
私は、忘れたい事もたくさんありますが、役に立つ事をしっかりと「身体」で
覚えるように日々努力しないといけないと思いました。
継続は力なり…ですね。
2010年6月22日
ついに勝ちましたね。サッカー日本代表。
直前の親善試合の結果が惨憺たるもので、全敗も覚悟しておりましたが・・・。
一番嬉しかったのは岡田監督でしょうね。批判も飛び交う中、自ら辞する意も表したときもありましたし。
本田選手がゴールを決めた時の監督の喜びようが印象的でした。
やはりプロは結果が全てですね。
これで冷ややかだった国内サッカー熱も、盛り上がることでしょう。
2010年6月15日
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