事業仕訳でスパコンのが大きく取りざたされていますが、長崎大学の浜田助教授らが国内最速のスパコンを制作されたそうです。
主に画像処理を担当しているGPUというものを並列に処理することで、国内最速を実現されています。
一般的に製作には10億~100億かかると言われているスパコンですが、今回のこのスパコンは市販のものを使用しているということもあり、3800万円ですんでいます。
その開発コストの低さから「スパコンのノーベル賞」ともいわれている「ゴードン・ベル賞」の価格・性能部門を受賞したそうです。
「ゴードン・ベル賞」の国内からの受賞は3年ぶり、素晴らしいです。
しかし、このスパコンは単純な計算を大量に処理することは得意なのですが、複雑ことにはむいていないのだとか。
なので、天文学分野には最適かもしれませんが、汎用性はありません。
事業仕訳で対象になっているスパコンとは方向性が違うんですね。
汎用的なスパコンが安く製作できるのかと勘違いするところでした。
開発部 M.T.
2009年11月30日
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