海の中で、新幹線並みに300km/hを越して走るものがあるとしたら信じられるでし
ょうか。
ではキャビテーションという現象を御存知でしょうか。
「高速で流れる液体(水など)の中の圧力の低い部分が気化して、非常に短い時間に
蒸気のポケットが生まれ、また非常に短時間でつぶれて消滅する現象のこと」ら
しいのですが、たとえば舶用プロペラの場合、本来は船を推進させるために使わ
れるべ きエネルギーが、水の気化や振動などの仕事で消費されるために、性能
が低下するそうで、プロペラが破損する事もあります。
そんな現象を逆手にとって、キャビテーションによる気泡を利用して、物体を覆
ってしまい、水による抵抗を受けないで常識外れの速度を出す事が可能だそうで
す。
スーパーキャビテーション魚雷というロシアの魚雷が370km/h(!)以上の速度で
走る事が出来るとの事。
…平和利用できないものでしょうか…?
設計部 T.M.
2009年9月17日
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