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暖かな日の夜のことでした。

1階の居間でくつろぎつつも、そろそろ寝ようかなと考えていた夜半のことです。
縁側の大きな窓から突然ガタガタっという大きな音が聞こえてきました。
安物のカーテンからうっすら透けて見える外には何も不審なところは見受けられません。
今のはきっと風のせい、絶対!と無理やり自分を納得させようとしましたが、
再び窓のほうから音が…。

このままでは安眠できないのはわかりきっているので、勇気を振り絞って確かめてみることに。
意を決してカーテンを開けるとそこには
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網戸に登っている猫がいました。

下半分がすりガラスの窓なので、何とかして部屋の中を見ようとしていたみたいです。
カラス越しに目が合って、にゃ~んと何か訴えられましたが、全く面識のない猫です。
網戸が痛むから早く降りてくれないかな~と思いながら顔付近のガラスをコツコツ叩いてみたり、しばらく見つめあったりしいましたが、やがて何かをあきらめたような顔をして静かに去って行きました。
あれは、人間だったら絶対にため息をついていた顔でした。

とりあえず、何事もなくて本当に良かったです。
猫は大好きなんですが、こういう遭遇の仕方は勘弁してほしいなぁ。

 

開発部 M.T.

2009年3月11日

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