先日、長崎県美術館に「ダニ・カラヴァン展」を観てきました。
ちょうど最終日で、人も少なくてとてもゆっくりと観ることが出来ました。
舞台芸術から入った人で、幾何学的な形がなんとも面白い。
インスタレーションも面白かったんですが…正直ちょっと物足りなさを感じました。
昨年観に行った横浜トリエンナーレ。
その時の作家の作品と比較してしまうのですが、作品の”重さ”が違うのです。
別に力がない作家といっている訳ではなく、自分の価値観からは、もう少し何かが欲しいなと思いました。
そういえば、アンドリュー・ワイエスも今月、亡くなりましたね。
草原に這いつくばる様な女性の絵がとても印象的です。
あの女性は小児まひだとか。
ワイエスの絵は、心寂しい独特の空気感がとても好きです。
長崎でもワイエス展、やってくれないでしょうか。
長崎県美術館の学芸員の方、御願いします。(と、前も御願いしたような…)
設計部 T.M.
2009年1月22日
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