梅雨の鬱陶しい時期ですね。
先日、このブログで落書きの話を書かせていただいたが、その件で処分された人に対し、イタリアではやりすぎだと批判が出ているようだ。
意外な反応だなと感じたが、これがお国柄というものか?歴史・文化を大切にする国だと思っていたが。
お国柄といえば、どこかの国のことわざに「明日やれることは今日やるな」というのがあるらしい。
なんとものんびりとした国民性だなとも思うのだが、そうした考え方が寛容性を生むのかもしれない。
日本じゃ、あまりそうした考え方は受け入れ難いが、世話しない社会を見るとそんな寛容性も大切なんじゃないかと思うこともある。
例えば、バスで車椅子の方が乗ろうとするとき。今はノンステップバスが多くなったので乗車可能なバスが多いのだが、乗り込むまでにはスロープを出したり、車椅子を固定したり等、どうしても時間を要してしまう。今の日本なら苦情まで行かなくても、いらいらしてしまう人が多いのではないか。いくらハードが充実しても、周りの人たちの気持ちを変えていかないとなかなか本当の意味で充実しない。
仕事は前述のようなのんびりしたことは言ってられないが、普段の生活ならそんな気持ちもあってもいいと思う。
T.M.
2008年7月3日
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